製本・綴じ方の種類と特徴

製本サービスご利用頂く際、よく”綴じ方の種類と特徴”についてご質問頂くことが御座います。
今回はは当店で取り扱ってる3種類の綴じ方に絞って説明致します。
当店で取り扱ってる製本における綴じ方は次の3種類
① 平綴じ (ひらとじ)
② 中綴じ (なかとじ)
③ 無線綴じ (むせんとじ)

平綴じ (ひらとじ)
・セルフ出来る最も簡易的な綴じ方で、“紙の端から5㎜程度を綴じ代として針金で留める製本様式”です。
・ノド ( 本を見開きにした時の綴じ部付近 ) いっぱいまで開くことはできません。
【用途】ページ数が少ない 企画書・社内資料など簡易的に用いる資料 等

② 中綴じ (なかとじ)
・見開き状態で使う冊子によく用いられる綴じ方で、“開いた状態の紙を重ね、中央で留める製本様式”です。
・ノド ( 本を見開きにした時の綴じ部付近 ) いっぱいまで開くことができます。
【用途】ページ数が少ない 取扱説明書・会報・報告書・パンフレット・リーフレット 等

③ 無線綴じ (むせんとじ)
・ページ数が多い冊子によく用いられる綴じ方で、“糸や針金を使わないで、本の背をホットメルト(接着剤)で固めて綴じる製本様式”です。
・ノド ( 本を見開きにした時の綴じ部付近 )が隠れてしまいますので、見開きのデザイン性を求める冊子には向きません。
【用途】ページ数が多い 書籍・テキスト・報告書 等